江沼九谷の流れ 加賀九谷 赤の系譜 ~ 九谷焼窯跡展示館 ~
令和7年度冬期企画展
江戸時代初期の古九谷の頃から使われている九谷五彩。この伝統色ともいうべき5色の内、赤だけが他の4色とは違う性質を持ちます。他4色(黄、緑、紫、紺青)が厚く盛り上げることで強い色を発色させるのに対し、赤えは他の色とは原料の組成がことなるため、盛り上げる必要がないので、運筆の勢いを生かしたり、比較的細かい描写に向いていることは、先人達も早くから気づいていました。しかし、その特性が最大限に引き出され九谷焼の伝統様式の一つ赤絵細描として高められるには古九谷廃絶から更に百数十年後、再興九谷吉田屋窯の窯元を受け継いだ宮本屋窯の陶画工、飯田屋八郎右衛門の登場を待たなければなりませんでした。この類稀な人物は、赤の線を髪の毛程の細さに描く技術と中国の方氏墨譜の写しをデザインのモチーフとして、赤絵細描の様式を大成したといわれています。この様式に幕末の頃、千家十職の一つ、永楽家十二代和全によって確立した金襴手の技法と様式が加わります。そしてその伝統は、近代に活躍した竹内吟秋、浅井一亳兄弟とその一門、その中から巣立った初代中村秋塘と、更にその一門へと受け継がれました。現在の加賀九谷にも、その流れを継ぐ作家達が存在し活躍しています。
古代より命を表すといわれた赤、その色の力で器に命を吹き込もうとした、再興九谷・江沼諸窯の作品を展示します。
(九谷焼窯跡展示館 公式サイトより転載)
基本情報
- 開催期間
- 2026年1月21日(水)~同年7月6日(月)(4月15日(水)より一部展示入れ替えあり) ※祝日以外の火曜休館
- 開催時間
- 9:00~17:00(最終入館16:30)
- 開催場所
- 九谷焼窯跡展示館
- 住所
- 石川県加賀市加賀市山代温泉19-101番地9
- 電話番号
- 0761-77-0020
- 入場料
- 一般350円/75歳以上170円/団体(20名以上)290円/高校生以下無料/障がいのある方(証明提示)無料※介助を要する場合は付添人1名まで無料
- 休業日
- 火曜日(祝日は開館)
※年末年始
開館 - アクセス
- 加賀温泉駅から北鉄加賀バス 温泉山中線(2番のりば) → 山代温泉東口バス停から約400m
加賀温泉駅から加賀周遊バス キャンバス山まわり → 23 九谷焼窯跡展示館バス停から約100m
加賀温泉駅から約4.5km
北陸自動車道 片山津ICから約10.8km
北陸自動車道 加賀ICから約8.2km - 駐車場
- 乗用車 30台
大型バス 3台
道路を挟んだ向かい側にある木村駐車場を利用(無料) - 公式サイト




















